育児休業給付金とは、雇用保険の制度で、通常は1歳までの期間にもらうことができます。
※場合によっては1歳6か月までの延長が可能※保育園に入れない、配偶者の病気などの特別な事情がある場合のみ

育児で仕事ができない場合には収入源が減ってしまいますが、その間でも貰える給付金はとてもありがたいものです。
ではいったい、どんな仕組みでいくらもらえるのか、申請してから支給日までどれくらいでもらえるものなのか、を確認してみましょう。

どんな条件で育児休業給付金がもらえるの?

育児休業給付金は、育児休業を取る母親および父親で、育児休業に入る前の2年間で月に11日以上働いている状態が
12か月以上ある人に限ります。転職をしている場合には空白期間がなければそれとみなされます。
また雇用保険制度のため、雇用保険に加入しており、保険料を支払っていることが大前提となります。

育児休業を取らない場合・育児休業が始まる時点で育児休業終了後に退職予定の場合には受け取ることができません。
他には、育児休業中に会社の規定により給料が8割支給される場合にはもらうことができません。

また会社に書類を提出する必要がありますが、その際には
・育児休業給付受給資格確認票
・育児休業給付金支給申請書
などを提出します。母子手帳の写しと銀行印も必要となるため、書類の不備がないようにしましょう。

いつから育児休業給付金をもらうことができる?


育児休業給付金は、育児休業にはいってから約3か月後からの支給となります。
※ただし必ずしも3か月後とはいえず、書類の不備などがあり、4か月後、5か月後になってしまったケースもあります。
また入金されるのは2か月ごとの給付金のため、毎月ではなく2か月毎の入金です。

1月の出産、いつが支給日になる?

育児休業給付金は、産後休業期間(出産日から8週間)は含まれません。※男性の場合には出産日当日から育児休業の取得ができます。

女性の場合には、出産した日が例えば1月10日の場合

1月10日から8週間の3月7日までは産後休業とみなされます。
翌日の3月8日から育児休業開始とされ、育児休業開始後2カ月を経過後から申請が可能になります。
育児休業期間の考え方は3月8日~4月7日、4月8日~5月7日、5月8日~6月7日・・・というように計算されます。

その育児休業給付金を貰うにあたり、申請する期間は初回が5月8日~7月7日となり、期間内の申請日から
約10日から2週間で振込になります。

初回申請が5月8日ですぐに行った場合には、5月18日~22日の間と考えてよいでしょう。

男性(父親)が育児休業給付金を取得する場合で、出産日から休業を取れた場合には
その日から育児休業給付金の対象となるので、
1月10日からの育児休業開始をされ、1月10日~2月9日、2月10日~3月9日・・・というように計算されます。
申請する期間は育児休業開始後2カ月~4カ月後の月末までに行うことが必須となります。
ですので最短で申請できるのが3月10日、申請期限は5月10日となります。
最短で3月10日に申請をした場合には3月20日~3月24日の間での振込になります。

※ただし会社から申請が行く場合にはいつ申請がいくのか分からない場合も多くあります。
自分で申請に行く場合には、いつもらえて、次はいつ申請にいくかわかりますが、手間はかかります。

(※2017年1月現在の規定に基づく)

育児休業給付金の計算方法とは

育児休業給付金の計算の仕方は、育児休業が開始されてから180日目までそれまでの給料の67%もらうことができます。
181日目以降は50%と減ってしまいます。

※ただしここで気を付けるべきは、月給が42万6900円を超える場合には、42万6900円を上限とします。

給料の考え方としては、残業代も含み休業開始の6か月間のお給料の平均値で考えます。
※育児休業中に給与の出る規定のある会社の場合には、給与額によって給付金が制限されるため
事前に確認しておくことが必要でしょう。

例えば月20万の給与をもらう母親が12か月の育休を取得した場合
20万×0.67×6か月(180日分)+20万×0.5×6か月=80.4万+60万=140.4万
という金額になります。

ここでもし、母親父親がそれぞれ6か月づつ育児休業を取れた場合
母親が月20万、父親が月30万の月給とすると
20万×0.67×6か月+30万×0.67×6か月=80.4万+120.6万=201万
という金額になります。

会社によって育児休業が取れるかどうかは変わってきますので
夫婦で話し合い、どんな形で休みを取るかなど出産前にきちんと話あっておくといいでしょう。

(※2017年1月現在の計算法に基づく)

まとめ

また会社から申請される場合と自分で申請しにいく場合では、申請日により支給日なども変動するため
分からないことや確認しておきたいことなどは会社に連絡をしましょう。

子育てをするにあたり大切な育児休業給付金。
小さな子を連れての申請は大変なものです。会社からしてもらえることはありがたい反面
いつ手続きをしてくれているかわからないで待っているのも心配になりますが
申請する期間も育児休業開始2か月後からと覚えておくことで、まだかまだかと焦ることはしないで済みそうです。

子育てをするためのその期間を大切に過ごすことができるといいですね。