赤ちゃんも無事生まれ、いざ子育て。様々な問題が新米ママに降りかかります。
その中でもお子さんを連れての移動は大きな悩みのひとつです。今回は子育て中のビギナーママのために、女性に人気の軽自動車での移動をテーマにお話ししようと思います。

軽自動車の維持費

軽自動車というと、小型で維持費(自動車税+重量税)が安いという印象があると思います。確かに、軽自動車は自動車税が10,800円(年間)、重量税が2年で8,200円(年間:4,100円)と
普通自動車(自動車税:年間約34,000円+重量税:年間約11,000円)に対して割安に設定されています。今後、国外からの意見で税制面での優遇措置が変わる可能性があるものの、
軽自動車の維持費が安価である事は当分変わらないでしょう。
維持費が安価である点は子育て中のセカンドカーとして十分に魅力的で人気のひとつです。
子育て中はママの軽自動車で、子どもが大きくなったらパパの普通自動車で、といったライフステージに合わせたクルマ選びをするのも最近の軽自動車人気を支えています。

そうした軽自動車ですが、維持費が安いとは言え高い買い物には変わりません。その選び方にも慎重を期したいものです。
子育て中という人生の大切な時期にクルマに求めるものはなんでしょうか?
子どもの安全・安心、使い勝手、経済性、様々あると思いますが、軽自動車の購入前に女性の立場で考えたい、安全性、使い勝手、快適性について考えてみましょう。

軽自動車の安全性

軽自動車を子育て中に使う場合、子どもの安全を第一に考えると思います。軽自動車の場合、小型であるというメリットがそのまま安全面でのデメリットになってしまいます。
クルマを小型・軽量化するがゆえにボディー(車体)の強度を犠牲にせざると得ないからです。
各自動車メーカーも軽自動車の強度対策に力を入れており、最近人気の「スズキ」の「ハスラー」という車種ではTECTというボディーを採用し、車体の殆どの骨組みには高張力鋼板を使用し、
運転席側の柱には超抗張力鋼板が使用されています。
また、「ダイハツ」の人気車種「ムーヴ」ではD’sテクノロジーという車体構造を採用し、板の厚みを従来よりも約1.5倍厚くしたり、フロントドア後端部とリヤスライドドアの全端部には
通常の鋼板の3倍の強度がある超高張力鋼板を使用したりして、安全性を高めています。
車体の安全性だけでなく、走り(走行性能)にも安全を求めたいものです。雨の日や雪道でのスリップに強いのが4WDと言われる機構をもった軽自動車です。
普通自動車にも4WD機構を持ったクルマはありますが、一部の軽自動車にも装備されています。
「ホンダ」の「N-BOXカスタム」には4WDの設定があり、雪道での走行も安心です。
この「N-BOXカスタム」の4WDには特徴があって、普段は低燃費のFF走行(2WD)。発進時や雨や雪で滑りやすい路面、荒れた路面などでは自動で4WDに切り替わる、
ホンダ独自の「リアルタイム4WD」を採用しています。これにより、雪道など悪路での安全性と普段の低燃費の両立を実現しています。
子育て中はいつ、何が起きるか分かりません。雪など悪天候でも子どもを乗せて病院まで運転しなければならないかも知れません。
4WD装備の軽自動車なら女性でも安心して運転出来ますし、万が一の時でも衝撃を軽減してくれる車体であれば事故の被害も少なくなります。軽自動車にも安全性を考えて選びましょう。

子育ての快適性

子育て中のクルマ選びには使い勝手も重要です。
子どもを抱えてクルマを乗り降りしたり荷物も多くなったりしがちです。そうした時に、車高の低いクルマでは、体を曲げる動作が必要になりどうしても腰に負担がかかります。
しかも、買い物など毎日の事ですから、腰など体への負担はなるべく減らしたいものです。
最近の軽自動車はその辺りの事情も考えて、車高を高めに設計しています。
例えば、先述の「ダイハツ」の「ムーヴ」は車高が1,630mmもあり、ドア開口部も高くとられています。
さらに同じ「ダイハツ」の「タント」は車高が1,750mmと「ムーヴ」よりも10センチ高い車高です。この車高の高さは子どもや荷物を抱えての乗り降りのしやすさだけでなく、
運転する時の視点の高さにもつながり、前方確認が楽になるというメリットも生まれます。前が見やすく、乗り降りも楽。これが「タント」が女性に人気のポイントです。

軽自動車という移動手段と言えど、生活の中では大きな比重を占めます。当然、快適な空間であって欲しいものです。大切なお子さんと快適な移動を楽しみたい。
軽自動車の快適性能は格段に進化しました。エアコンはもちろん、ガラスにはUVカット機能やサンシェード、運転席にはシートヒータまで備え、寒い冬もシートが暖めてくれます。
人気のスライドドアも進化しました。当初は狭いスペースでも開閉出来る、大きな開口部を確保出来るといった利便性が重視されましたが、最近では運転席からリモコンで開閉したり、
子どもの誤操作による急な飛び出しを防いだり、スライドドアを閉じる時に子どもが挟まれる事故を防ぐ「挟み込み防止機構」といった安全性も考慮されています。
性能だけでなく、カラーや外装も女性の人気を意識して、各メーカーとも特徴を出そうとしています。「ホンダ」の「N-BOX」や「ダイハツ」の「タント」ではツートンカラーのボディも用意されています。個性に合わせたクルマ選びが楽しめます。

こうした安全性、使い勝手、快適性という女性の立場で軽自動車を選んでみてはいかがでしょうか?