夏に送り火や迎え火などをして行うのがお盆です。この風習は日本に昔から伝わるものですが、その起源はどんなものなのでしょうか。またお供え物としてのお菓子や守らなければいけない決まりなどにはどんなものがあるのでしょうか。今回はそんなお盆のいろいろについてまとめました。

お盆とは

そもそもお盆とはどんなものでしょうか。お盆は時期としては7月盆、8月盆、旧盆(7月15日頃)などに行われる先祖供養の宗教行事です。時期や供え物、供養の仕方は地域のよってかなり違いも見られるようです。お盆には亡くなった人の霊魂が一時的に現世に里帰りすると言われており、迎え火は先祖が迷わずこちらに来られるよう導くもの、送り火は先祖をあの世に無事に帰すために行われるものです。

ちなみにお盆にはナスやキュウリの作った牛や馬を飾りますが、これは先祖が行き来に使う乗り物となります。馬は速くこちらに来られるように、牛はゆっくり帰れるようにという意味が込められています。そしてご先祖様が到着したらお線香を焚き花、果物、お菓子などをお供えしてお迎えします。



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供物のそなえ方、タブーなど

上記のようにお盆にはご先祖のために供物をおそなえしますが、やはりある程度のルールやお供えにふさわしくない物もあるようです。まず供物ですが、これは仏壇でなく正面に位牌を置いた盆棚にそなえます。「のし」や「掛け紙]といった物をつける場合もあります。

マナーとしては箱のままでは先祖に失礼となるので、先祖にきちんと出してよく見えるように、すぐ食べられるように考えそなえます。お供え物については基本、お盆の間は絶やさないようにするのがよいのですが、傷んでしまったりするのもよくないので気をつける必要があります。痛みにくいという理由もあるのか、

お供えにおすすめのもの

お盆には見た目も美しい落雁(らくがん)という名前の砂糖でできたお菓子を供えることが多いです。これはお盆などの時期になるとスーパーなどでも販売されたりします。他のお菓子としては日持ちするせんべいなども良いでしょう。他にも故人の生前好きだった物きちんと皮をむいた果物、ゆでた乾麺などをお供えすることもあります。麺はきちんとお箸を添えることが心使いとしては望まれます。

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お供えしてはいけないもの

肉、魚、宗派によりますがお酒、たばこ、コーヒー、棘のついているバラの花などもよくないと言われています。

供物はその後どうするか

お供えするのはよいのですが、その後の処分の仕方についても知っておいた方がよいでしょう。基本的に食べ物を無駄にしてしまうのはよくないこととされており、お供えが終わった後は家族で残さず食べるのがよいそうです。なんでもご先祖は食べ物の湯気や香りを食べるそうですから、それがなくなってくる頃を目安にしてもよいでしょう。どうしても食べずに処分するという場合は白い紙に包み清めてから捨てましょう。また、お客さんにお供えした物を出すのも失礼にはあたりません。

いかがでしたか?お盆には意外と知らない逸話やマナーがあるようですね。いずれにしてもお盆はご先祖や故人を思う気持ちが大切ですから、気遣いの見られる供え物をしましょう。



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