眠っているときにふいに足がつって目が覚めること、ありませんか。
足がつるのって予測不能で、急になるので困りますよね。
足のつりって地味に痛いですし、できれば回避したいものです。
原因はいったいどこにあるのでしょうか。
足がつる原因
まず、足のつりの原因ですが、いろいろなことが考えられます。
運動し慣れていない人が、準備運動もそこそこに過度の運動をした場合、筋肉が疲れてしまって足がつります。
休息をとり、ストレッチして身体をほぐしましょう。
筋肉の疲れを解消するためにマッサージを受けるのもいいですね。
また、運動中に水分補給を怠った場合も水分不足で足がつってしまいます。
運動していない場合も、水分不足であることが足のつりを引き起こすのでミネラルウォーターを飲んで防ぎましょう。
他にも、加齢の影響が考えられます。筋肉の衰えが足のつりに現れるのですね。
足のつりは、スポーツをする若者より、ほとんど動かない中高年のほうが多い現象です。
日ごろの運動不足を解消することが足のつりを防ぐことになるでしょう。
それから、ミネラル不足も足のつりの原因になります。アルコールをとりすぎるとミネラルが排出されてしまって不足することになります。
水分不足をアルコールで補うのは逆効果なのでやめましょう。
マグネシウムの不足も足のつりに関係すると言われるので、気になる場合はサプリメントなどで補給するといいですね。
それと、冷え性も足のつりに関係しています。
冷えは万病のもとといいますが、身体のあらゆるところに影響を及ぼすのです。
夏場は冷房で足元が冷えるので余計につらいかもしれません。
温めるだけでなく根本的に解消することが大切になりますね。
何をしても足のつりが治まらず、頻繁に起こる場合は、病気も考えられるので早めに一度病院を受診しましょう。
足のつりの治し方
足のつりの治し方ですが、あくまで応急処置的なものになりますので根本的に治すには予防法を参考にしてください。
まず、急に足がつった場合は、温かいタオルなどでじっくり温めるとよいでしょう。
それから、足裏の真ん中あたりにある「湧泉」というツボを押さえるのも効果的です。
また、足を伸ばしてストレッチすることも痛みを和らげてくれるでしょう。
他にも、つってしまった足の指と反対側の手の指全体を、もう一方の手で掴んで反らせるというものもあるようです。
塩分や水分を補給することも痛みをとってくれるといわれています。
どの方法が効果を発揮するか、足がつったときに思い出してやってみてくださいね。
足がつらないようにする予防法
足がつる前に予防する方法ですが、スポーツの前に入念な準備体操をすることが予防になるでしょう。
筋肉を使った後はアイシングやマッサージを心がけ、じゅうぶん身体を休めるようにしてください。
また、運動しないのに足がつる方は筋肉不足も考えられるのでウォーキングなど軽い運動で身体を動かす習慣をつけましょう。
アルコールや甘いもののとりすぎは冷えにもつながり、必要なミネラルが排出される原因になるので、食習慣の改善も必須です。
足のつりは身体が弱っていることのサインです。運動せず、冷房に当たりすぎたり、同じ姿勢でずっといる方は、身体を温めてストレッチすることが予防になります。
また、跡でも紹介しますが、病気が隠れている場合もあるので、頻繁に足がつるときは原因を特定することが予防につながるでしょう。
加齢にともなって足のつりは現れてくるものですが、しっかり対策していればつる頻度は減らせるでしょう。
寝る時に足がつる理由
睡眠中の足のつりを経験した方は多いと思います。
寝ようとしてウトウトしたときにふいに足がつってぎょっとしたこと、ありませんか。
あれは「こむらがえり」という現象で、筋肉を使いすぎた日に起こることがあるようです。
原因は貧血や動脈硬化が考えられ、毎日のように経験する場合は病院で医師に相談したほうがよいでしょう。
鉄欠乏性貧血だと血流もとどこおり、足のつりとなって現れることもあるようです。
糖尿病などの生活習慣病もこむら返りの原因となります。整形外科や内科で、調べてみたほうがいいかもしれません。
薬の副作用であることも考えられるので、受診の際は服用中の薬を伝えましょう。
寝ているときの足のつり改善には生活習慣の見直しも欠かせないので、日頃から偏った食事をしている方やカフェインのとりすぎが気になる方は控えるようにしましょう。
寝る前の水分補給も忘れずに。
まとめ
・足のつりの主な原因は水分・ミネラル不足
・運動不足でも足がつるが、運動しすぎても足がつる
・足のつりは温かいタオルで温めて対処
・普段からストレッチと整った生活習慣、適度な運動が重要
・睡眠中の足のつりはこむら返りで、冷えをはじめ病気が原因のこともある
・水分やミネラル、マグネシウムを補って足のつりを予防する
以上をふまえて、足のつりを改善していきましょう。