チアシードの食べ方でよく質問に上がるのがそのまま食べた方が良いのか砕いた方が良いのかというものです。
また砕くよりもっと細かくし、すりつぶして食べるという方法もあるようです。
それらは栄養素の摂取率も含めて実際にはどうなのでしょうか。
今回はそんなチアシードを砕いたり、すりつぶしたりして食べる方法についての情報についてまとめました。
チアシードは殻のままが良い?すりつぶした方が良い?
チアシードとよく比較されるのが同じ殻のついた種子であるゴマです。
ゴマは殻が硬いのですりつぶさないと消化吸収が悪かったりすることで知られています。
一方のチアシードはというと殻がついたままでも十分に栄養素が吸収できるようです。
しかしながら粉末チアシードなども販売されており、インタ-ネット上のサイトなどでは、こちらの方が栄養素などの吸収率が良いという意見もあるようです。
すりつぶす食べ方も砕くのと同様
チアシードをもっと細かくすりつぶして摂取する方法ですが、この方法も上記した、砕くのという部分と基本的には同じです。
砕くのと同じく栄養の吸収率は殻のままよりも上がるという意見もあります。
チアシードにはたんぱく質、ミネラル、オメガ3脂肪酸、ビタミンB、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維などが非常に豊富に含まれていますが、これらを砕いたりすりつぶしたりすることでより吸収しやすくなるということです。
チアシードの効能を紹介したテレビ番組ではチアシードをすり鉢などですりつぶした後、ドレッシングなどに入れてサラダにかけて食べるのがおすすめの方法であるとしていました。
これは野菜に含まれるBカロテンやビタミンE、Kなどが脂溶性であるため、油と一緒に摂取するとより吸収率がアップするからなのだそうです。
チアシードと合わせて食べることでより健康的な食事になると言えそうです。茹でほうれん草や温野菜にドレッシングとして食べることがおすすめだということです。
砕いたチアシードは冷たい飲み物などに入れるのがおすすめ
チアシードはパラグアイ、ボリビア、アルゼンチン、メキシコ、グアマテラなどの南米地域では砕いた物をパンや菓子に入れて食すようです。
料理の過程で使用される熱はチアシードの特筆すべき成分であるオメガ脂肪酸などを壊してしまう可能性があります。
オメガ3がそれほど気にならない人は良いのですが、この成分を特に意識して摂取したい人はスムージーなどの冷たい飲み物に入れて食べる方が良いでしょう。
おすすめの食べ方はお茶、ジュース、炭酸、ココア、コーヒーなどの冷たい飲料に入れる、アイスクリーム、プリン、ゼリー、ムース、ヨーグルトなどのデザートなどに入れて食べるなどの方法です。
ただし甘味の場合は糖分の取りすぎにも気をつけたいところです。ダイエット効果を期待する人は甘味ではなく牛乳や豆乳などにチアシードを入れて摂取しましょう。
いずれにしても砕いたチアシードを水に12時間以上浸けて無毒化してから使用するようにしましょう。
水の量はチアシード大さじ一杯に対して10倍です。
また一日に摂取量も決められていますからそれも守るようにしましょう。
チアシードの一日に摂取目安は10g~15gです。
まとめ
いかがでしたか?チアシードは殻つきのままでも十分栄養が取れるようですが、砕いたりすりつぶして食べるのも良いようですね。
野菜などと一緒に食べることでさらに健康的にチアシードを食べられそうです。
関連記事
チアシードは大さじ1杯あたりのカロリーはどれくらい?
チアシードはいつ食べるのが効果的?効果的な食べ方
チアシードは加熱しても大丈夫?料理に使う場合の注意点
チアシードの色の違いとは?ホワイト・ブラック・サルバチアシード