チアシードは栄養価の高いスーパーフードとして知られていますが、実は食べ方や食べる時間によって、より効果的にその栄養を摂取できるとされています。

そこで今回はチアシードをいつ食べるのが効果的なのか、どんな食べ方が良いのかなどをまとめました。

チアシードを摂取する際によく期待される効能

チアシードは栄養価が高いということもありますが、摂取される際に期待されることが多いのが美容やダイエット効果です。

美容についてはチアシードの含まれる成分が血液をサラサラにしてくれたり、肌のコラーゲンを生成するのに役立ったり、血流を良く肌などの見た目の若々しさを保つのに役立ってくれるのが理由のようです。

一方、ダイエットについてはチアシードに含まれるグルコマンナンと呼ばれる食物繊維がお腹の中で膨らみ腹持ちを良くし、食べ過ぎを抑えてくれることやコレステロールや中性脂肪を下げてくれることなどが理由です。

また便秘などを解消し肌荒れなども起こりにくくしてくれます。

チアシードを食べるとより効果的な時間

便秘解消

チアシードの便秘解消効果などを期待して摂取するならば夕食後から寝る前までに食べるのが効果的です。

腸の働きは夜の22時~午前2時までが最も活発になるとされており、この時間に食べることで朝の便通が良くなるからです。

また、夜以外にも朝、チアシードをヨーグルトなどに混ぜて食べるのも効果的な食べ方であるとされています。

ダイエット

チアシードはグルコマンナンのより水に浸すと10倍にも膨れ、それが腹持ちを良くし食べ過ぎを防いでくれます。

これについても意識して摂取すると効果的な時間があります。

チアシードに腹持ち効果はあまりにも食事との間隔が短いと、脳の満腹中枢にその効果が届いておらず全く満腹感が得られないということがあります。

こうなると食事にプラスしてチアシードの分のカロリーも摂取してしまうため、ダイエットには逆効果です。

ダイエットにおすすめの時間帯としては食前の一時間前ぐらいに摂取しておくことで食べ過ぎを防いでくれるようです。

またダイエットに役立てる際はチアシードと一緒に摂取する甘味などの糖分にも気をつけましょう。

チアシードをより効果的に食べる方法、良く噛んで食べる

これはどんな食事にも言えることですが、チアシードも良く噛んで食べることでより栄養素の摂取率が良くなるようです。

チアシードにはオメガ3脂肪酸を含めて必須アミノ酸、たんぱく質、カルシウム、鉄、リン、亜鉛などの様々な栄養素が豊富に含まれています。

特にオメガ脂肪酸はチアシードの殻に含有される成分で、噛むことでより吸収率が良くなるとされています。

チアシードはドリンクなど一緒に飲んで摂取することが多い食品ですが、時には噛むことを意識して食べるとさらに体の良いようです。

これは理想的な回数ですが数十回ほど咀嚼すると栄養の摂取に良いとも言われています。

チアシードの効果的な食事での取り入れ方

チアシードはドリンクなどに混ぜて食べるのが一般的ですが、それ以外にも変わった食べ方がいくつかあるのでご紹介します。

例えばチアシードを水で戻してから朝食の納豆の上などにトッピングして食べるという方法があります。

少し見た目はグロテスクかもしれませんが、基本的にチアシードは無味無臭なので味的には問題ありません。

栄養やカロリー面でも優れ効果的な食べ方です。

また他にも味付けに使用するソースなどにチアシードを入れてハンバーグなどの上にかけて食べるという個性的な食べ方もあるようです。

このようにチアシードは飲料だけでなく工夫次第で無限に食べ方のバリエーションがある食品と言えるでしょう。

ただし気をつけたいのがチアシードの一日に摂取量についてです。

チアシードの一日の摂取目安は10~15gであるとされています。

過剰に取りすぎることは便秘を悪化させたり肥満を招いたりと体にとって逆に良くないので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?チアシードは食べる時間帯などによってより良い効果が期待できるようです。

便秘解消やダイエットなど目的に合わせて食べる時間を変えてみるとよいでしょう。

また、食べ方についてもヨーグルトに入れるなどより効果的な食べ方を探してみましょう。

ぜひ自分なりのチアシードの摂取方法を見つけてみてくださいね。

 

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