哺乳瓶の消毒はいつまでする?時期の目安とおすすめの消毒方法

大変な出産を経験して、休む間もなく始まる新生児の育児。

出産の疲れが抜けないまま、昼も夜もない赤ちゃんのペースでの生活は夢中で過ぎていくことがほとんどです。
特に最初の1カ月は、赤ちゃんのお世話と自分のことをするので手一杯だったと感じる人が多いです。

気が付けば赤ちゃんは生後2カ月に。

生後2カ月になると音や声のする方に向いたり、手足を動かす様子が見られます。
このように、それまで寝て起きてだけの生活だった赤ちゃんに、変化がみられるようになると、ママにとっては発見の連続です。

毎日、少しずつですが成長していく赤ちゃんを愛らしく思う反面、育児への疑問が出てくる時期でもあります。

育児書通りに進まない育児は、誰しも手探り状態で進みます。

ママは不安と疑問を、一つずつ解決したり、経験しながら、赤ちゃんと一緒に成長していくのです。

哺乳瓶を消毒する方法

ミルク育児をしているママにとって、哺乳瓶の洗浄は特に気をつかうものです。
赤ちゃんの口に直接入るものだから、清潔に保たなければいけません。
洗剤で普通に洗っただけでは、入り組んだつくりの乳首や瓶の隅まできれいにすることは難しいので専用のブラシなどを使って念入りに洗います。洗浄だけでなく、哺乳瓶は消毒が欠かせません。

では哺乳瓶の消毒にはどのような方法があるのでしょうか。

煮沸

昔ながらの煮沸は、消毒液にどうしても抵抗があるママや、哺乳瓶を初めて使うときに好んで使われる方法です。鍋にお湯を沸かせばいいだけなので、とても手軽にできます。

ミルトン

材質などを選ばずにできるのは、ミルトンなどの、専用消毒液です。
消毒液を決まった希釈量で作り、そこに使用済みの哺乳瓶をつけておけばいいので、忙しいママとってはとても心強いですよね。
消毒後は水洗いしなくても、ミルクや麦茶に反応すると無害化になるのもとてもすごいですよね。

電子レンジ用煮沸容器

また電子レンジで消毒できる哺乳瓶用の消毒器は、容器を持ち歩けばいいので、消毒液を置くスペースの確保が難しい場所での使用が可能です。ただし容器によって時間が異なるのと、かならず使用方法を守って使わないと思わぬ事故や、消毒が不完全になることがありますので、注意が必要です。

では、このような消毒はいつまで続けるのでしょうか?
目安を分かりやすくご説明します。

哺乳瓶の消毒をやめる時期

赤ちゃんの活動範囲が広がるころが目安

ねんねだけしていた新生児の頃は、何かに触れることがないので、哺乳瓶などの赤ちゃんの口に入るものはしっかり消毒をしておきましょう。
ただし母乳の場合は、乳首(肌)の潜在菌は、赤ちゃんの抵抗力をつけるために必要と言われています。パッドなどを清潔に保てば、必要以上の消毒は必要ありません。
赤ちゃんの月齢が進み、寝がえりができるようになると、赤ちゃんの行動範囲は大きく変化します。
この頃になると、自分で持ったものは何でも口に入れます。
赤ちゃんは口に入れてみることで、それが何なのか学んでいます。
口に入れたら危険なものは、もちろん手の届かないところへ置くことが大切ですが、それ以外のオモチャなどは赤ちゃんの好奇心を広げるために持たせてあげましょう。
赤ちゃんが自ら物を口に入れる時期になると、さまざまなものを口に入れることで、少しずつ抵抗力がつき始めますので、哺乳瓶の洗浄がしっかりされていれば問題ありません。

離乳食がしっかり進んだころが目安

離乳食が進み始めると、胃腸も少しずつ食べ物を消化できるようになり、体もしっかりしてきます。
舌と上あごで食べ物をつぶして、食べられるようになり、脂肪の少ない肉や魚といったタンパク質やキャベツや青菜などの野菜が食べられるようになる頃は、胃腸の発達がしっかり進んでいます。体にも抵抗力が付き始めていますから、哺乳瓶の消毒をやめるタイミングとして最も良い時です。
ただし、使用後の哺乳瓶の洗浄はしっかりと続けてください。

ミルクはいつまで?

粉ミルクの卒業目安は1才です。9カ月を過ぎたらフォローアップミルク、1才を過ぎたら牛乳に変えても大丈夫です。保育園デビューを予定している子は牛乳が飲めるようになっていると、園生活に戸惑いが少ないのでいいですよ。
哺乳瓶卒業の目安は生後1才6カ月です。ストローやコップのみができるようになったら、卒業したいですね。

ミルク育児のアレコレ

ミルクをあげることに罪悪感を感じてしまうママへ

母乳育児にはいろいろな利点がありますが、どうしても母乳が足りないときや、授乳回数が多くてママの疲れがひどいときは、ミルクを足します。
昔は、時代によって母乳神話(母乳のがいいという考え)、ミルク神話(ミルクのがいいという考え)が本当にありました。
今はそんなことはありませんが、母親世代・祖母世代によっては、母乳もしくはミルクのがいいという考えも少なくありません。
今はミルクも成分がしっかりしているので、ミルクが母乳より劣っていることは決してありません。
しっかり抱っこをして話しかけてあげれば、赤ちゃんにとっては母乳と同様に、ママの愛情を感じられるますから、愛情不足になることもありません。
赤ちゃんにとってミルクが必要と判断したときは、自信をもってミルクをあげてください。

母乳不足かも?見極めポイント

1.30分以上乳首をくわえて離さない、吸いながら泣く
2.20分以上飲ませたのに、1時間おきに泣く
3.体重が増えない

哺乳瓶の種類

赤ちゃん用品のコーナーには様々なメーカーの哺乳瓶が売っています。どれを選べばいいのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。
まず選ぶのは素材です。プラスチック製とガラス製がありますが、新生児にはガラス製を選びましょう。
ガラスは汚れが落ちやすい、消毒を繰り返しても劣化しにくい、熱に強いからです。プラスチック製は外出が多い時に便利ですので、月齢や用途に合わせて買い足してください。
用量は120~240mlまでありますので、赤ちゃんの飲む量に合わせて変えていくといいですよ。

ニプル(乳首)の種類

哺乳瓶につけるニプルにもさまざまな種類があります。
天然ゴム製(おっぱいのように柔らかい)
シリコーン製(劣化しにくい、ゴム臭がしない)
イソプレンゴム製(天然ゴムとシリコーンの中間のかたさ)
赤ちゃんによっては、好みで変わることもありますので、吸わない場合は色々試してみましょう。

素材のほかに、ニプルのミルクが通る穴には大きさにも違いがあります。
成長段階によって大きさが違うもの、穴のサイズを変えられるもの、吸う力に応じて流量が変化するものなどがあります。
赤ちゃんの成長に合わせて、選んでください。