夏休みの自由研究は観察記録など、何日もかかってしまいがちですが、理科の実験などは一日で終わる上に内容も深いのでテーマとしておすすめです。

そこで今回はそんな実験をテーマにした自由研究についてまとめました。

3分でシャーベットを作る実験

こちらは子供達が大好きなシャーベットが自宅で簡単に作れる実験です。

材料と作り方は以下のようになります。

材料

氷(製氷皿一つ分)
塩、1カップ
100%オレンジジュースまたはブドウジュース
ポリ袋2枚
レジ袋2枚
輪ゴム
手袋
金槌(かなづち)

作り方

① ポリ袋を二重にしてジュースを100ml入れて袋口を輪ゴムで縛る
② 製氷皿一杯分の氷をレジ袋に入れて金槌で砕いてクラッシュ状にする
③ クラッシュした氷を別のレジ袋に入れて塩1カップを入れる、その中にジュースの入ったポリ袋を入れて袋口を輪ゴムで縛る
④ 手袋をして袋を3分ぐらいもむ、※ポイントは袋をつぶさないようにしっかりもむこと

凍る理由について

氷だけではジュースは凍らないのになぜ塩を入れると凍るのかというと、氷に塩を混ぜると氷が溶ける時に熱が吸収されるため、温度が0度より低くなり、ジュースが凍ります。
塩の量を変える、牛乳、炭酸水などで試してみるとどうなるかもまとめてみるとよいでしょう。

磁石の実験

理科の実験でおなじみの磁石も夏休みの自由研究の実験テーマになります。

例えば小学校の低学年であれば、磁石につく物を探してそれをまとめてみるレポートでも良いです。

中学年、高学年であれば、砂鉄を使った磁力の流れを調べる実験や磁石の種類によってクリップのつく数に違いがみられるか、鉄に磁石をこすりつけると一時的に磁石が磁力を持つことなどを調べてもよいでしょう。

洗剤の実験

次にご紹介するのは洗剤の汚れを落とす力についての実験です。

研究目的としては洗剤を使用した時とそうでない時、汚れが落ちる力にどれぐらい違いがあるか、またはお湯と水を使った時、どのぐらい汚れの落ち方が違うのかなどを調べます。

準備する物は、いらなくなった白い布(Tシャツ、タオルなどを5cm四方に切った物4枚)、サラダ油、スパイスのパプリカ、合成洗剤、透明のプラスチックコップ2個、水、30℃のお湯です。

やり方

① サラダ油に少しずつスパイスのパプリカを入れ混ぜます
② 赤くしたサラダ油を白い布につけます
③ プラコップにそれぞれ水100ml、一方には合成洗剤を入れます。
④ それぞれのコップに赤く色のついた布を1枚ずつ入れて汚れの落ち方を観察します
⑤ 水が終わったらお湯でも試してみます。どのような違いがあるか観察しレポートにまとめてみましょう。

ドライアイスの上にシャボン玉を浮かべてみよう

最後にご紹介するのはドライアイスを使用した不思議な実験です。

用意するのはドライアイス、ビーカーなどの入れ物、シャボン玉です。

この実験はシャボン玉がドライアイスの上に浮かんだまま動かなくなったり、凍ってしまうこともある不思議な実験です。

実験自体は非常にシンプルなものですが、動かないシャボン玉が非常に不思議で魅力的な実験です。

その理由などについてまとめることができればさらに自由研究として良いでしょう。

ドライアイスは危険なので場合によっては親御さんが一緒に実験したあげた方がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?理科の実験の自由研究も1日ほどでできるものがたくさんあるようですね。

短時間でできる上に不思議で楽しい観察が多いのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

研究時間は短くてもしっかりと観察記録をまとめれば立派な夏休みの自由研究となるでしょう。

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