夜にしっかりと眠れると、翌日もまた仕事や勉強など活動ができます。

逆に睡眠が浅かったりすると日中に眠くなり集中できなくなります。

普通の人なら6-7時間程度は寝ているのではないでしょうか。

1日の内でおよそ3分の1も睡眠に時間を使っていることになります。

せっかくなら快適な睡眠をとりたいですよね。

今回は快適な睡眠をとるのにおすすめの方法を紹介します。

適度な運動

快適な睡眠には運動がおすすめです。学生のころに部活で疲れて帰ってきたときや、登山をしたときなど運動をした日にぐっすり眠れたことがありませんか。

肉体的に疲れていると寝つきがよくなり布団に入るとあっと言う間に眠りに落ちるでしょう。

だからといって、毎日へとへとになるまで運動をする必要はありません。普段より多少脈拍が上がり軽い疲労感がある程度で十分です。

たとえば、寝る前にストレッチをしたり、帰宅するときに1駅分歩いたりと、日常生活の中で運動を増やす工夫をしましょう。

雨が降っているとウォーキングやジョギングはしたくないですよね。

そんな日には踏み台昇降運動をおすすめします。ちょっとした台があれば室内でできる十分な運動です。

気をつけたいのは寝る直前には運動をしない方がよいです。

なぜなら運動をすると交感神経が優位となり眠りを妨げてしまうからです。

ストレッチなどの運動をするときは、寝る1時間前には終わるようにしましょう。

入浴

お風呂に入った後、リビングでゆっくりしていると眠くなったことはないでしょうか。

人は眠りにはいるとき段々と体温が低くなります。

お風呂から上がったばかりの時は体の奥まで温まっていますが、時間が経つと深部温度も下がります。

体温が下がるのに合わせて眠くなってしまうのです。

湯船につかることで昼間にあったストレスを和らげることもできます。

忙しい社会人はシャワーだけですませてしまうことが多いかもしれません。

自身の健康のためにも一日の終わりにお風呂に入る時間を確保しましょう。

入浴は体を温めることで血行もよくなり、リラックスできるのですが注意点があります。

それは寝る直前にはお風呂に入らないほうがいいということです。

理由はお風呂から出たばかりだと体温が上がったままの状態で、温度が下がるのに時間がかかるためです。

体が温かくなったままでは逆に寝つきが悪くなってしまいます。

ですから、快適な睡眠をとろうと思ったら寝る時間の60-90分前には湯船から上がりましょう。

また、熱すぎるお風呂もおすすめしません。お湯の温度が高すぎると交感神経が刺激されて覚醒状態になってしまいます。

ぬるま湯にゆっくりと使って体の芯まで温めてください。

快適な眠りにつくためにお風呂に入ってしっかりと体を温めるのも有効な方法です。

寝室の環境をチェックしましょう

寝ようと思って布団に入ったとき周りの音が気になったことはありませんか。

アパートだったら上の階の住人が歩く足音だったり、近所の若者が騒いでいたり。

静かな環境で寝たいですよね。

そうかといって引っ越しをしようにも費用がかかります。

音対策には耳栓がおすすめです。

かなりの音を遮断してくれるので、周囲の騒音は全く気になりません。

ただし耳栓をして寝るときは目覚ましに注意してください。

目覚まし時計のアラームも聞き取りにくくなるので朝起きられない可能性があります。

ですから耳栓をして寝るときは、休みの前の日などでテストしましょう。

耳栓をして寝てもアラームに気付くのかどうかを確かめてください。

寝るときにアイマスクをするのもおすすめです。

布団に入って寝ようとするときは電気を消しますよね。

特に窓が東を向いていて朝方、太陽の光がばっちり入ってくると体が起きてしまいます。

そんなときはアイマスクをすることで、起きる時間までぐっすり眠ることができるでしょう。

部屋の近くに街灯があったり、繁華街の近くに住んでいるとお店の看板が夜遅くまで点いている場合があります。

光を浴びているといつまでも眠る準備ができません。

部屋の電気を消してもまだ明かりが入ってくるようならアイマスクをしてみましょう。

寝具を変えてみる

ほとんどの人は寝るときに枕を使っているでしょう。

自分に合っている枕だと自信をもって言えるでしょうか。

お店で安かったから買ったですとか子供のころから使ってるのと同じ種類であるとか。

枕の高さが自分に合っていないと何時間も首に負担がかかり続けることになります。

最近では店頭で専用の測定器を使ってサイズを確認することができます。

快眠を目指すならまずは枕を自分に合ったものに変えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

快適な睡眠をとるためには様々な方法があります。

まずは自分の体のリズムを整えることから始めましょう。

そのうえで、寝室の環境を整え快眠グッズを試してみるとよいでしょう。

ただし快適な睡眠を追い求めて逆にストレスを感じないように注意してください。