遠くへお出かけするのは楽しいですよね。
お出かけする際の移動手段として、車は自分の好きな時間に家を出ることができるしルートも自由に決められるなど自由度が高いのでとても便利です。

 

しかし車に乗る時間が長くなると気になるのが「車酔い」。
酔いやすい体質だと、車に乗っている間はちょっと憂鬱になりますよね…。
それではせっかくのおでかけも楽しさが半減してしまいます><

 

今回は車酔いになる原因と、車酔いしてしまったときの対処法をご紹介します。

車酔いする原因

車酔いは、車の揺れ、特に不規則な急ブレーキや急発進をなどを行うことによって、耳の中にある「三半規管」と呼ばれる器官が刺激されると起こってしまいます。

 

目から入ってくる視覚情報と、三半規管での感じ方にズレが生じると脳が混乱して乗り物酔いといった症状が現れてしまうんです。

 

また、視覚や嗅覚で不快に感じたり、精神的ストレスや酔うかもしれないという不安感も原因の一つになると言われています。

車酔いしないためにできること

何はともあれ、車に乗る前にはまず自分の体調を整えておくことが大切です。

 

具体的には車に乗る直前に空腹だったり、逆に満腹だったりするのはあまりよくありません。

 

食べ物を食べる場合は車に乗るより前に時間をとって食べておくか、食べ過ぎないよう注意しましょう。

 

また前日はしっかり寝て疲れを取っておきましょう。

ワクワクしすぎたり、寝なきゃいけないと思うとよけい寝られない…という体験が私もありますが、その場合は寝ることをあまり意識しせず横になってリラックスしているだけでも意外と次の日スッキリしていますよ。

 

また、当日も緊張感をほぐすことが大事です。

 

締め付けるような衣服よりはゆったりした衣服を選ぶようにします。

 

また、車の匂いが消せるようであれば消臭剤などでケアをしておきます。

 

座席ですが、前の座席の方が揺れが少ないので、できれば前の方に座らせてもうようにしましょう。

 

車内では気分転換ができれば一番良いですね。友達と話したり音楽を聴いたりすることで気を紛らわせることができれば緊張もほぐれると思います。

 

または思い切って寝てしまうという手もあります!スマホを見るなど下を向くような行為はなるべくしないようにしましょう。

車酔いの強い味方!酔い止めはいつ飲む?

薬に頼らない方が良いのは間違いないと思いますが、どうしても気になってしまう場合は酔い止めを飲むのが一番確実な方法です。

 

酔い止めを使用する際に気になるのが、いつ飲めば良いのか?という部分だと思います。

 

酔ってからでもすぐ飲めば症状を和らげることができますが、基本的には車に乗る30〜1時間前に飲むと一番効果が期待できます。

 

ただし成分によっては副作用として眠気を引き起こすものもあるので、車内も楽しみたい!という人は眠くなりにくいタイプを選ぶといいと思います。

 

また、子供用・大人用と年齢制限があったりするので購入する際は対象年齢を確認してくださいね。

それでも酔ってしまったらどうすればいいの?

酔い止めを飲んでいなくて酔ってしまったら、まず酔い止めを飲みましょう。

 

そして衣服をゆるめたり、座席を倒して背中を丸めてみたり、楽な体勢になりましょう。

 

窓を開けて空気を入れ替え、風に当たることも酔いを醒ます効果があります。

 

また動きの速いものを見ると疲れてしまいますので、遠くの景色など変化の少ないものをぼーっと見るようにしてリラックスしましょう。

 

さらにいざという時には、氷やアイスなどがあれば口に含んでみてください。

 

気分の悪さに神経が集中してしまっている中で、口に冷たい刺激を与えることで自律神経の乱れが整いやすくなるそうです。

 

想像しただけでもすっきりしそうですよね♪ただ沢山摂ってしまうとお腹を壊してしまうかもしれないので多用はしないよう注意が必要です。

車酔いの原因と治し方のまとめ

車酔いしてしまう原因は
・車酔いの原因は不規則な揺れで「三半規管」が刺激されることによって起こる
・車の匂いや「酔ってしまう」という不安などの心理的な要因も大きい

 

車酔いにならないためには
・車に乗る前は空腹・食べ過ぎは避ける
・前日は睡眠をとる
・ゆったりした服装を選ぶ
・前の方の席に座る
・車に乗っている間も楽しむ
・酔い止めを飲む場合は30分〜1時間前が良い

 

車に酔ってしまった場合には
・酔い止めを飲んでいなければ飲む
・衣服をゆるめ、楽な姿勢をとる
・窓を開けて風に当たる
・変化の少ない景色を見る
・氷などの冷たい物を口に含む

 

事前に車酔いに対する予防や対策ができれば、車に乗っている間もより楽しめますね♪

 

なお車酔いは年齢も関係しているようで、大人より子供の方がなりやすいみたいです。お子さんがいる方は乗り物に乗る際は特に注意してあげてくださいね。