たらこや明太子は子供達も大好きな食べ物です。

しかしながらたらこはアレルギーを引き起こすこともあるので正しい知識を持っていないと子供に食べさせるのは危険です。

また子供達の大好きなたらこパスタなども避けるべき料理なのでしょうか。

そこでこれらは何歳から食べることが推奨されているのか?気をつけるべきことなどについてまとめました。



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明太子やたらこのアレルギーについて、食べていい年齢は?

明太子やたらこは魚卵であり、幼い子供にとってはアレルギーの原因となる食品でもあります。

これらの食品でアレルギー反応が出た場合、皮膚のかゆみ、湿疹、かぶれ、目の充血、じんましんなどの症状が見られ、さらに思い場合は最悪の場合、死に至ることもあるアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。

そんなたらこ類を子供に食べさせるのは何歳からがよいかというと、一般的には2歳~3歳からと言われています。

なぜなら多くの食物アレルギーは3歳ぐらいまでに発症する確率は下がってくるとされているからです(個人差、例外的な食品もあります)。

しかしこの年齢になったからといって生のたらこや大量に食べるとなどはおすすめできません。

子供に食べさせる際は過熱して十分火を通した物で、特になれていない場合は少量ずつ食べて様子を見るようにしましょう。

また、明太子は唐辛子などが使用されていて刺激が強いため、最初は普通のたらこから食べるのがいいそうです。

また、このような年齢が推奨されているため離乳食などにするのはできる限り避けることが望ましいでしょう。

魚卵以外にも気をつけること、塩分、添加物アレルギー

食物アレルギーというと食品そのものについ目が向きがちですが、食品に含まれている塩分や添加物にも注意すべきです。

たらこは栄養素も豊富ですが、塩分や添加物も多く使用されています。

食品アレルギーの考えが進んでいるアメリカでは使用されている添加物は130種程度ですが、まだ、食品添加物への認識が広まっていない日本では1200種類も使用されているのです。

それらには着色剤、香料、甘味料、抗酸化剤、保存剤などがあり、食品を傷ませないようにするためなどに使用されています。

これらは添加物アレルギーを引き起こし、ぜんそくを誘発し、じんましん、下痢などの症状を発症することがあるのです。

これらはバター、チーズ、ケーキ、アイスクリーム、菓子類など子供達の好きな食べ物にも多く含まれているので注意した方がいいでしょう。

食品アレルギーばかりではなく添加物アレルギーについても目を向けるべきでしょう。

子供に初めて明太子を食べさせた体験談

体験談①

主人も私も、明太子が大好きです。ほかのおかずがなくても、ご飯が進むほどです。

おにぎりの具も明太子を入れていました。

子供も5歳のときから食べさせていました。

もっとも明太子は塩分が多くて添加物もたくさん使われていますので、アレルギーが出ないように十分に注意をしていたのは言うまでもありません。

明太子の量も少な目にしていましたし、最初のうちは火を通してから与えたいました。

なんでも、食べ物アレルギーのほとんどは3歳ぐらいまでに出てくると聞いていましたが、個人差があるところから、少し余分に期間を見て、5歳を食べ始めとしたのです。

おかげで、子供はアレルギーを起こすこともなく、高校生になった今でも機嫌よく明太子を食べています。

体験談②

私には4学年違いの女の子の子どもが2人いますが、うち、下の子どもは卵アレルギーでしたので、明太子は卵アレルギーが収まった頃に食べさせました。

パンなどの卵が使われているものを食べても症状が出なくなって、更に固ゆでの卵も大丈夫、半熟くらいでも大丈夫、となって家のなかで卵が解禁された時です。

上の子はお寿司が大好きで回転すしによく家族で出かけており、上の子につられて、いくらのお寿司を食べてもアレルギー反応が出なかったのが6歳ころです。

明太子は辛口ですし、日常的に食卓には並ばなかったもので明太子を口にしたのはもう少しあとで、上の子が夏休みの家庭調理で明太子パスタを作った時になります。

そのままの明太子を食べたのは福岡に旅行に行った際の試食で10歳です。

体験談③

子供の父親がアレルギー体質なので、我が子もアレルギーがあるかもしれないという不安があったので、初めての食べ物を与える時にはいつもドキドキしながら与えていました。

万が一アレルギーがあってはいけませんので、病院が開いている昼間に食べさせるようにして少しずつ食べさせてみるようにしていたのですが、明太子も食べさせてみる事にしたのです。

3歳くらいになれば大丈夫と聞いていましたので、3歳を少し過ぎた頃に食べさせてみました。

少し食べさせてみると子供の好みの味だったようで、もっと欲しいとねだるので少しずつ与えてみても問題なかったです。

それからはそのまま食べてみたり、マヨネーズと一緒に食べてみたりと大好物になっています。

体験談④

我が家の子供に明太子を食べさせたのは、11歳の時でした。

5歳の時に乳製品に対するアレルギーがあることがわかり、かかりつけのお小児科医から落花生や添加物が多く含まれている食品を与えるのも、注意をしないといけないと言われたので明太子も避けていました。

ところが、福岡県出身の主人は明太子が好物で必ず夕食時には食べる習慣があり、子供も幼い頃から食べたいと訴えてきました。

小児科医に相談をしたところ、食物アレルギーは子供が10歳から12歳になる頃には発症しなくなると言われ、経過観察をして11歳の時に少量だけ与えてみました。

アレルギー反応が現れることもなく、主人と同じように美味しそうに食べてくれて今では好物の一つになりました。

たらこパスタは大丈夫?注意すべきこと

外食などに行くとたらこの入ったパスタなどを食べることもあります。

このレストランで提供されるたらこパスタは子供達に食べさせるのは安心なのでしょうか。

基本的には前記した、たらこを食べられる年齢になっていることや、以前に少量ずつ食べていて問題がなければ大丈夫です。

レストランのパスタは過熱調理後の物を加えている他にも、生のたらこを和えている時もあるようですが、このたらこも和える時の熱で火が通っているというケースがほとんどのようなので過剰に心配する必要はないようです。

しかしながら絶対的に安心ということはないので、外食先で食べるのが不安な場合は家で作るようにしたり、もしくは事前に病院で食物アレルギーの検査をしてもらっていると安心でしょう。

たらこは本来、非常に栄養豊富な食品

このように何かと心配なことも多いですが、たらこなどの魚卵は本来は非常に栄養豊富な食品でもあります。

明太子やたらこには非常に良質なたんぱく質も含まれていて、これは血液、筋肉、骨、髪、爪など子供の成長に欠かせない成分でもあるのです。

さらにタンパク質にはアミノ酸が含まれており、これは風邪やインフルエンザなどに対する免疫力を高めてくれる効果もあるのです。

アレルギーや添加物、塩分などは確かに気になる所ですが、全ての食品添加物を摂取しないのはなかなか難しいものです。

たらこは栄養豊富な反面、このように注意すべき部分がある物であると認識しておくことが大切でしょう。

まとめ

いかがでしたか?たらこや明太子には様々な気をつけるべき点がありましたね。

本来は非常に栄養もあり、子供も大好きな食べ物ですから、上記の点などに注意してたらこを美味しく食してくださいね。

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