冬も過ぎ、春の陽気を感じるようになったと思ったらあっという間に夏がやってきます。

春から夏にかけては大人でも不快に感じる「蚊」が活動するシーズンになります。「蚊」の種類によっては病気の原因となる場合もあり、赤ちゃんの育児をしているお母さんにとって虫除けはとても重要なもの。日焼け止めで調べると「アロマ」や「ベープ」、「ハーブ」など種類もさまざま。赤ちゃんが家に言える時は昔ながらの「蚊取り線香」でもいいのかな?など虫除けの方法に悩んでしまうはず。赤ちゃんにおすすめの虫除けをご紹介します。

 

赤ちゃんは大人とくらべても「蚊」に刺されやすい

赤ちゃんに虫除けは必須アイテムです。生後1歳までの赤ちゃんは大人と比較しても平熱が高く、汗もかきやすいので大人よりも「蚊」に刺されやすくなります。「蚊」は人や動物が輩出する体温や温度に反応して刺す相手を決めるといいます。その為大人と一緒にいても赤ちゃんの方が刺されやすくなってしまうのです。

 

そんな赤ちゃんの場合、自分では虫がいるからといってもどうすることも出来ません。

赤ちゃんの肌は、つるつるに見えますが、大人と比較して1/2程度の厚さしか無いため、外敵な刺激を受けやすく「蚊」に刺されただけでも過剰反応してしまうことも。赤ちゃんのお肌が「蚊」に刺されて腫れていたらお母さんからしてもかわいそうで見ていられません。赤ちゃんも痒くてご機嫌が斜めになりますし、出来る限り虫に刺されないように、お母さんが守ってあげることが大切なのです。

 

赤ちゃんの虫除けの選び方は?

赤ちゃんの虫除けの選び方として、大人と比較してもお肌がデリケートで繊細な赤ちゃんは同じような刺激の強いものを使うとかぶれてしまうことや、湿疹の原因となってしまいます。その為、虫除けの選ぶ時は天然成分をたっぷり配合した新生児から使えるものを用意してあげましょう。オーガニックの認定を受けているもので赤ちゃんのお肌に触れても安全性が高いものがおすすめです。

 

赤ちゃんの虫除けには選び方があります。赤ちゃんの虫除けはアロマを使うことがほとんどです。虫が苦手とするハーブの香りをつけることで虫除けとして使うことが出来ます。肌が敏感であれやすい赤ちゃんでも安心して使用できること、香りもいいので毎日使うのが楽しくなりますね。虫除けに効果的だと言われているアロマには以下のような種類があります。

ミント

レモングラス

ティーツリー

ローズマリー

カモミール

シトロネラ

などのハーブには虫除けの効果があり赤ちゃんにもおすすめです。

夏の紫外線が強い時期には、UVカットと虫除けが一緒になっているものを使用すると、1本で2役の効果があるので時間もかけずにすみとても便利です。赤ちゃんのお肌に塗る時は、どうしてもおとなしくしていませんので、ワンプッシュで手軽に使えるものがおすすめ。お母さんの手も汚れず、気になった時にプッシュをしてあげることが出来ます。

 

赤ちゃんの虫除けを選ぶ注意点

赤ちゃんの虫除けとしておすすめしないものは「ディート」を含んでいるものです。害虫に使用するものとして一般的な化合物になりますが人体への影響がまだ明確になっておらず、疑わしい点があることから「生後6ヶ月未満の乳児には使用しないこと」さらに「生後6ヶ月以上2歳未満の子どもの使用は1日1回」などと使用頻度が決まっています。虫除けのように毎日使うものの場合最初から「ディート」を含んでいない虫除けを使用することがおすすめです。赤ちゃんには安心できるものを使用したいと思うのが親心ですよね。

赤ちゃんの虫除けで気を付けたほうがいいこと

虫除けをお肌につける以外でも赤ちゃんが「蚊」に刺されない為に

実践できることがありますので、合わせて行うようにしてあげましょうね。

 

肌の露出

赤ちゃんは大人よりも刺されやすいので、虫除けをつけていても刺されてしまうことがあります。外にお出かけをする時に虫除けはもちろんなるべく肌の露出を避けることも大切です。夏などは肌の露出をして外に出るのは「蚊」を呼び寄せてしまうようなものであることを自覚しましょう。また黒っぽい洋服になると虫が寄ってきてしまうのでなるべく避けることが大切です。お母さんが黒の服を来ていても寄ってきてしまう場合があります。

 

虫除けの頻度

外に赤ちゃんとお出かけをする時は、虫除けは時間がたったら付け直すようにして効力を常に高い状態にしておきましょう。たいていはお出かけする前に赤ちゃんに虫除けをして、帰りまでそのままのパターンですが、ちょうど夕方になると虫も活発に活動するようになるので帰り道で刺されてしまうこともあるのです。

 

汗をこまめに拭く

赤ちゃんが大人よりも汗をかきやすく体温が高いことで「蚊」を呼び寄せてしまうので、汗をかいたらこまめにふいてあげるようにしましょう。赤ちゃんが汗をかかないように日陰にベビーカーをおくなどの工夫も忘れずに。熱中症対策にもなりますのでおすすめです。

 

赤ちゃんが少しでも「蚊」に刺されないために出来ることは行い、予防してあげることが大切です。「蚊」が原因となる怖い病気は多く、ジカ熱なども話題になりましたし赤ちゃんが「蚊」に刺されない工夫は必須です。

 

まとめ

赤ちゃんの虫除けは、お外で遊ぶようになったら必ず用意してあげましょう。

特に夏の夕暮れの時期になると一気に「蚊」も増えて刺されやすくなります。夏の場合は毎日つけるのをおすすめします。赤ちゃん用の虫除けと調べると赤ちゃんのデリケートなお肌でも安心して使えるものがたくさんありますが、実際に使用してみないと合うものもあれば、合わない場合もあるのでなかなかわからないもの。大人のように刺激の強いものは逆に赤ちゃんのお肌に負担をかけることになります。その為、赤ちゃんにはアロマが原料になっているもの、オーガニックの認定を受けているものなどを選ぶと安心して使うことが出来ますよ。赤ちゃんを守ってあげられるのはお母さんだけですので、虫除けは新生児の頃から使えるものを使用して、しっかりと予防してあげましょう。

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