1ヶ月検診も終わると、沐浴から普通のお風呂に一緒に入ることが出来るようになります。

赤ちゃんとスキンシップを楽しみながら過ごす入浴タイムはこの時期ならでは。

お母さんやお父さんと一緒に入れば時間も短縮できますしメリットがたくさんありますね。

そんな赤ちゃんの入浴は月齢によっても方法や注意点などが変わってきます。

赤ちゃんの入浴時のポイントをおさえて、お風呂に挑戦してみてくださいね。

赤ちゃんのお風呂のやり方を学ぼう

赤ちゃんをとのはじめての入浴タイム。赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので毎日の入浴タイムはとても大切です。

1日1回が目安になりますが乳児湿疹やあせもが出てしまった場合は、1日に2~3回程度入浴させるのもおすすめです。

その際入浴は1日1度だけに押さえ、シャワーで流す程度で十分です。

赤ちゃんの入浴はお父さんが仕事から帰ってきてお手伝いをお願いできるのがいいのですが、そうもいっていられませんよね。

たいていがお母さん一人で赤ちゃんを入浴させないといけないのでとても大変です。

最初は慣れないことばかりで慌ててしまうこともあるかもしれません。

経験を重ねていけば徐々に慣れますので最初はゆっくりと時間をかけて丁寧に入浴をしてあげてくださいね。

赤ちゃんとお風呂に入るために準備をしましょう!

赤ちゃんをお風呂に入れて上げるタイミングは、「機嫌がいい時」を狙いましょう。

「機嫌が悪い時」に入浴させてしまうと赤ちゃんにとって入浴が嫌なものになってしまいます。

例えば、ミルクや授乳前の場合お腹が空いているので機嫌が良くない赤ちゃんが多く、逆に授乳したばかりの場合吐いてしまうことがあります。

ですから、出来るだけ食後から時間を開けて入浴するようにしてくださいね。

赤ちゃんの時にお風呂が嫌になってしまうと、大人になってもお風呂を嫌がる場合が多いそうです。

まずは赤ちゃんをお風呂に入れる前に準備があります。

冬場などお風呂場と外との気温差が出てしまい湯冷めの原因になりかねません。

事前に暖房を入れておき、暖かい状態にするのを忘れずに行いましょう。

脱衣所には赤ちゃんの着替えやタオル、オムツなどはもちろんお母さんの洋服、タオルなども準備してすぐに拭いて洋服を着せてあげられるようにしましょう。

赤ちゃんの体を洗うように“ベビーソープ”なども準備しておいてくださいね。

プッシュするだけで泡になるものを使えば、手軽に使えるのでとても便利です。

入浴はお母さん→赤ちゃんの順番で!

ここまで準備が出来たらまずはお母さんの入浴タイムです。

赤ちゃんは脱衣所に寝かせておき、風邪をひかないようにバスタオルを巻いてあげます。

寝返りをはじめた赤ちゃんの場合は、バスチェアなどに座らせておくといいでしょう。

お風呂の扉を少し開けておくと赤ちゃんからもお母さんが見えるので安心してくれます。

お母さんのシャワータイムが終わったら今度は赤ちゃんを洗います。

おむつを外して丁寧に洗っていきましょう。

赤ちゃんの洗い方は、まずは首を後ろからしっかりと押さえて、お母さんの太ももの上で仰向けの状態にします。

赤ちゃんの首が座るまでの最初は慣れずに大変なこともあるかもしれませんが、体を洗ってあげる時に赤ちゃんの笑顔を見ると嬉しくなりますね。

洗う順番は顔、首、お腹、背中の順番がおすすめです。

顔を洗ったらガーゼなどの肌触りの良いものでやさしく拭いてあげてください。

一通り洗い終わったら、赤ちゃんとお母さんが一緒に湯船に浸かります。

最初は赤ちゃんもびっくりしてしまうので「気持ちいいね」と声を掛けながら体にふれるようにしてあげるのがいいでしょう。

赤ちゃんはスキンシップがあると喜びます。

最初は長時間の入浴ではなく少し浸かる程度の2~3分の入浴にして、体が温まったらあがりましょう。

湯船の温度は熱すぎるのはNG!お風呂の温度は少し温かいと感じる40℃前後の温度に入浴しましょうね。

赤ちゃんがお風呂からあがったら気をつけること

お風呂からあがったばかりの赤ちゃんは、まだまだ体がホカホカしているので湯冷めしないように体を拭いてあげておむつをつけます。

汗をかいていることもあるので少し汗がひいたのを確認してから洋服を着せてあげましょう。

保湿クリームをつけて耳や鼻の穴のお掃除も丁寧にしてあげましょう。

お風呂に入り始めたばかりの生後1ヶ月ごろの赤ちゃんはこのような形で入浴します。

月齢別赤ちゃんのお風呂のやりかたとは?

赤ちゃんにとって成長はあっという間です。時期によって入浴の方法には注意が必要です。

生後3ヶ月頃の赤ちゃんの場合、視力がはっきりとしてくる時期なので目の前でおもちゃをちらつかせてお風呂に入れてあげるととてもご機嫌です。

遊びながら徐々にお風呂に慣らしていきましょう。

さらにこの時期から気をつけて欲しいことがあります。

生後3ヶ月~5ヶ月になると赤ちゃんのお肌は急激に乾燥をするようになります。

新生児の頃は皮脂の分泌量が多いのですが、肌の機能がだんだんと安定し粉をふいたように乾燥してしまうことも。

そんな時はお風呂上がりのボディクリームも大切ですが、赤ちゃんでも使える入浴剤を湯船に入れるようにしましょう。

オーガニック製のものなど赤ちゃんのお肌に負担がかからないものがおすすめです。

まとめ

生後6ヶ月~7ヶ月になると離乳食が食べられる時期になりますね。

この時期になるとお風呂が嫌いな子、好きな子ではっきりとしてきます。

中には大暴れする子もいるのでお風呂に入れるのも一苦労です。

バスチェアがおけるスペースがある人は置いておもちゃなどで気を紛らわせて入浴させるようにしましょう。

男の子ならお風呂で遊べる車のおもちゃなどを浮かせておくと喜びます。

毎日決まった時間に20分~30分かけてお風呂に入るようにしましょう。

赤ちゃんの頃は毎日のお風呂がとても大変です。成長するにつれて注意点も変わりますし、生後1ヶ月からの1年間はお母さんやお父さんにとっても、勉強です。

週末のお休みをお父さんがお風呂に入れるなどして分担するようにしましょう。

成長していく我が子を感じることが出来るのでお風呂はとても楽しい時間です。

赤ちゃんがお風呂を好きになれるように工夫することも大切です。