子どもの頃、お子様ランチにあこがれていた人も少なくないはずです。

ハンバーグやナポリタン、マカロニサラダ、ジュース、デザートにおもちゃまで! 

大好きなものがひとつのお皿に載ったお子様ランチは、子どもにしか注文できない夢の特別メニューに感じていました。

その時の気持ちを思い出して、子どもたちが遊びに来る日はお手製のワンプレートランチでおもてなししてみてはいかがでしょうか?

「また食べたい!」と言ってもらえたら、これ以上のよろこびはないはずです。

ピーマンの肉詰めトマト煮込み

苦手なピーマンもこれなら食べられる!

子どもが大好きなピーマンの肉詰めを、トマトで煮込みました。

<材料>6人分
―肉だね―
★合挽き肉 … 150個
★ベーコン … 100g
★玉ねぎ … 1/2個
★卵 … 1枚
★パン粉 … 10g
★牛乳 … 大1
★粉チーズ … 15g
★こしょう … 少々
★ナツメグ … 少々
・ピーマン … 6個
・薄力粉 … 適量
―トマトソース―
・オリーブオイル … 適量
・にんにく … 1片
☆カットトマト … 1缶
☆ローリエ … 1枚
☆塩 … 小1/2
・塩・こしょう … 少々

<下ごしらえ>
ベーコンは5mm角、玉ねぎはみじん切り、にんにくは4~5等分にスライスする。

ピーマンは縦半分に切り、種とヘタを取り除く。

<作り方>
1.ボウルに肉詰めのたね★を入れて、粘り気が出るまでよく混ぜたらピーマンに詰める。焼く直前に、肉面に薄力粉をまぶしておく。

2.大きいフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りがたったらお肉を下にして中火で4分ほど焼く。

3.焦げ目が付いたらひっくり返し、☆を加えてフタをする。煮立ったら弱火にして10~15分、クツクツと煮る。

4.最後に塩・こしょうで味をととのえたらできあがり。

<ポイント>
肉だねは、あまったらミートボールにして一緒に煮込んでもおいしいです。

薄力粉はまぶすと肉が縮みにくくなり、ピーマンともはがれにくくなります。

トマトソースともよくからまるので、おすすめのひと手間です。

もし小麦アレルギーの子がいたら、パン粉はおからにして牛乳を加えず、お肉には片栗粉をまぶして焼いてもおいしく作れます。

バターライス

炊飯器で簡単に作れるバターライスです。オムライスにも向いていますよ。

<材料>2合分
・お米 … 2合
・水 … 目盛りちょうど
・コンソメ … 1個
・バター … 10g
・白ワイン(酒) … 大1
・しょうゆ … 少々
・塩 … 小1/4
・パセリ … 少々

<作り方>
1.お米はといで、30分~1時間ほどザルにあげておく。

2.炊飯釜にお米と水、すべての調味料を入れたら、普通に炊飯。

3.炊けたらしゃもじで切るように混ぜてできあがり。

<ポイント>
盛り付ける際は、小鉢などに詰めてからひっくり返し、パセリも振りかけると見た目もきれいです。あらゆる洋食といっしょに召し上がれ。

ブロッコリーと卵のごろごろサラダ

メインが赤いので、サラダは緑と黄色と白色でカラフルにすると、見た目も引きしまります。

ブロッコリーとゆで卵がごろごろした、歯ごたえも食べごたえも抜群のサラダです。

<材料>6人分
・ブロッコリー … 1株
・卵 … 3個
・ツナ缶(水煮) … 小1缶
・粉チーズ … 大2
・マヨネーズ … 大3
・こしょう … 少々

<作り方>
1.ブロッコリーを子房に分けて、たっぷりのお湯で2~3分ほど茹でる。ザルにあげて予熱のまま冷ます。

2.卵は水から茹でて、沸騰から10分の固ゆでにする。殻をむいたゆで卵は、8等分に切る。

3.ボウルにブロッコリー、ゆで卵、軽く水気を切ったツナを入れ、粉チーズを混ぜ合わせる。仕上げにマヨネーズとこしょうをざっくりと混ぜたら完成。

<ポイント>
マヨネーズはきれいに混ぜすぎずざっくりと済ませることで、味に変化が生まれます。

きれいに混ぜるよりも少量で済み、温野菜にマヨネーズをつけて食べているような、素材の味もしっかりと楽しめますよ。

バニラヨーグルトババロア


デザートに、バニラ風味のヨーグルトババロアはいかがでしょうか?

冷蔵庫にジャムがあれば、真っ白なババロアに合わせるフルーツソースが簡単にできてしまいます。

<材料>60cc容器 6個分
・ヨーグルト(無糖) … 200g
・牛乳 … 150cc
・ゼラチン … 5g
・砂糖 … 大4
・バニラエッセンス … 15振り
―フルーツソース―
・お好みのジャム … 大1
・水 … 大1~

<下ごしらえ>
ヨーグルトは泡だて器などでかき混ぜ、なめらかにしておく。

<作り方>
1.片手鍋に牛乳を50cc程入れてゼラチンを降り入れ、ふやかししたら、残りの牛乳も入れて弱火にかける。

2.ゼラチンがある程度溶けてきたら砂糖も加えてよく溶かし、火を消して粗熱を取る。

3.ひと肌ぐらいまで温度が下がったら、ヨーグルトを加えて泡立たないように静かに混ぜ、バニラエッセンスも加える。容器に流し入れて冷やし固める。

4.お好みのジャムを、スプーンなどでかき混ぜてなめらかにしてから水を加えてのばすと、お手軽フルーツソースのできあがりです。完成したババロアにかけて召し上がれ。

<ポイント>
ゼリー液が熱いうちにヨーグルトを入れてしまうと、熱とヨーグルトの酸で牛乳が分離してしまいます。冷めてから静かに混ぜましょう。

まとめ

ワンプレートランチでおもてなしする場合は、実際に食べてもらう子どもたちのことだけでなく、小さい頃の自分も重ねてメニューを考えてみると楽しいですよ。

「ハンバーグはよろこんでくれるかな?」
「ハンバーグなら、トマトソースがいい!」
「パンよりもやっぱりライスで、旗を立てたいな」

そういう風にして、自分だけのオリジナルお子様ワンプレートメニューを作ってみてください。
満面の笑顔でよろこんでもらえるといいですね。

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