よく夏休みの自由研究の課題になるのが星座や星の観察記録です。
しかし実際、やってみようとなるとどのように進めていいか迷うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は星座や星の観察のテーマはどのようなものがあるのか、どんな風なまとめ方をしたらよいかなどを調べてみました。
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自由研究のテーマ
①星座の物語についてまとめてみる
星座は全部で88種類ありますが、その物語の数はそれぞれの国によって異なります。
例えば日本では七夕の物語でも有名なわし座は彦星、こと座は織姫に例えられます。
一方でギリシャ神話ではわし座は少年ガニメデスを連れ去った大神ゼウスの変身した姿であるとされ、その少年が天界ですることになった仕事が神々の給仕役であり、その際に持っていたのが水瓶座でもあります。
また、こと座は竪琴の名手であるオルフェウスの持っていた楽器であるとされています。
他にもギリシャ神話ではオリオンという男性の姿であるとされる星座が日本では鼓星(つづみ星)という楽器の形に例えられるなど地域によってかなりの違いがあります。
このように各国の星座の見方の違いをテーマとして研究してみるのも面白いでしょう。
②ランキング形式でまとめてみる
星座の自由研究は物語的な側面でも課題になりますが、科学的な視点でも、もちろん課題になり得ます。
例えば星座というものは集団でまとまっているのではなく、本当は一つ一つはとてつもなく離れた星同士なのに、肉眼では同じ場所にあるように見えていることなど、意外にも知っていそうで知らないことなどがたくさんあります。
このような部分から地球から一番遠くにある星座はどの星なのかといった疑問をランキング形式にしてまとめてみるのも面白いでしょう。
星の観察記録をつけよう
小学校の低学年や中学年までは物語や事実などをそのまま課題にしても良いのですが、高学年にもなってくるともう一歩踏み込んだ自由研究のまとめ方が求められてくるようになります。
そこで上記の物語や発見の他に、星の観察記録も一緒に調べてまとめるとなお良いでしょう。
星の観察記録をつけるのに必要なものは、星座早見表、星座カード、懐中電灯、記録用方眼紙、時計、方位磁石などです。
観察に関してのポイントとしては、観察する前に星座早見表や教科書の星座表などを見ておいて、何時にどんな星座が出るのか調べておくことや、星座を探す時は明るさや色、並びなど目立つ星を見つけてそこから星座の場所を探していくなどを知っておくと観察がスムーズに行えるでしょう。
また、1日ごとに観察記録をつける場合もあるので、同じ場所で星座を探せるように目印になるものを見つけておくのもよいでしょう。
ちなみに星の観察は夜暗くなってから行うことが多いですから、心配な場合は親御さんが一緒にいてあげた方がよいかもしれません。
お父さんやお母さんと一緒に観測したという夏休みの思い出にもなるでしょう。
疑問や経過、結果が分かりやすくまとまった自由研究にしよう
上記のようなテーマ探し、星の研究記録などをふまえて自由研究の結果をまとめる時は、なぜ自分がこのテーマを選んだのかという疑問、どのような経過をたどってどんな方法で研究したかということ、そしてどんな結果になってどんな感想を持ったかということをふまえてまとめてみるととても内容の深い自由研究になります。
さらに調べる際に苦労したことなども書いておくとより具体性を持ったものとなるでしょう。
まとめ
星座の自由研究は様々テーマが研究対象としてありそうですね。何か興味のあるテーマを見つけたら、物語や星の観察記録などを調べて上手に自由研究としてまとめてみましょう。
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