東京のお土産として買えるお菓子にはいろいろな物がありますが、たまにはちょっとおしゃれなお土産を選んでプレゼントしてみたいものです。そこで今回はそんなおしゃれなお菓子のお土産についていくつかまとめてみました。
白鷺(しらさぎ)を見て発想を得た上品なお菓子
最初にご紹介するお菓子は、白鷺宝(はくろほう)というお菓子です。これは水鳥の鷺(さぎ)の卵をイメージして作られた和菓子で、製造元は埼玉市浦和にある対象元年創業の菓匠花見(かしょうはなみ)というお店です。なんでもこちらの2代目の当主が水にたたずむ美しい白鷺を見て考案されたお菓子なのだそうです。見た目は卵から発想を得たということで丸い形をしています。味は卵を加えた白あんを焼き上げて、表面をミルクでコーティングしています。他にもいろいろな白鷺宝があり、こしあんを砂糖で覆った玉しずく、コーヒー味のカフェ、抹茶、ゴマ、塩昆布の練り込まれているものなどいろいろです。季節限定の商品で桜、あんず、夢ら咲(紫芋)といった商品もあります。お菓子も和モダンでおしゃれですが、箱も花柄の和紙が施された物など美しいです。白鷺宝は東京では、日本橋三越、東武池袋店、歌舞伎座などで購入することができます。
先人のセンスを感じる煎餅
次にご紹介するのは吉祥寺で購入することができるお菓子です。こちらは井の頭煎餅というもので、井の頭公園の名物土産として昭和初期~中頃まで販売されていました。いったん発売されなくなったものの、2004年に東急吉祥寺店B1、諸国銘菓、武蔵野銘菓売り場で再び販売されることになりました。お煎餅は井の頭公園の「井」の形になっています。味は飽きのこないしょうゆ味です。漢字をそのまま煎餅として焼くというのはありそうでなかった、先人のセンスを感じるお菓子です。
日本でこだわって作るおしゃれなチョコレート
次にご紹介するのは東京駅にある百貨店大丸東京店で購入できる非常におしゃれなチョコレートです。製造元はベルアメールというショコラ専門店で、あえてヨーロッパではなく、気温や湿度の変化の激しい日本で質の高いお菓子を作ることを目指しているこだわりのあるお店です。フランス語でベルは美しい、アメールは苦味という意味なのだそうです。そんなベルアメールで人気なのが、パレショコラというチョコレートです。これは円形のチョコレートでパレットをイメージしているそうです。このチョコにまるで美しい絵や装飾を施すように、フルーツやナッツが散りばめられています。味も豊富に揃っていて、抹茶、オレンジ、ミルク、リキュールベリー、あまおう苺など様々です。季節限定品、例えば夏などではオレンジフロート、コーヒーフロート、あんみつ、ベリースムージー、ラムネなどの味もあります。味も一つ一つ専門のショコラティエが作っていて折り紙つきですが、見た目も非常に美しいお菓子です。
こだわりの絵入り容器に入った豆菓子
こちらは東京駅のJR改札内BFグランスタという場所で買えるお菓子です。製造元は金沢にある金沢萬久というお店です。地元のお菓子である炒り豆などを扱っています。今回ご紹介するのもその炒り豆で、紅白豆というお菓子です。味は能登産の塩を使った塩みつと、梅の2種類です。このお菓子は美味しいだけでなく、お菓子が入っている豆箱がオシャレなのが特徴です。一つ一つ手描きの絵は植物や動物など、季節ごとのに変わる好きな絵柄が選べます。例えば藤の花、招き猫、パンダなどです。味だけでなくおしゃれな箱も喜ばれるお土産でしょう。
まとめ
いかがでしたか?東京で購入できるお菓子には様々なおしゃれな物がありましたね。ぜひいつもよりちょっとこだわったお土産を探してみてくださいね。