人間の1日のうちおよそ1/3は睡眠にあてています。

睡眠時間が短い人ならば1/4ぐらいは睡眠に充てているはずです。

よく布団にお金をかける人はいますが、1日のうちで多くを過ごす負担にお金をかけるのは当たり前といった発想です。

このような発想がなかったとしても、毎日使っている布団を清潔にしておきたいですね。

清潔にするためには定期的に干すことも重要ですが、それだけでは足りず洗濯をすることも大事です。

敷き布団に関しては、そのまま外に干しておけば水分が蒸発しますが、中のダニなどが取れるとは限りません。

そもそも布団はせんべいのように薄いわけではなく、厚みがあるので完全にダニなどをとるのは難しくなります。

このような場合、布団専用の掃除機などをかけることによってダニを死滅に追い込むことが可能でしょう。

また、洗濯できるものは可能なかぎり洗濯をすることできれいにすることができます。

では、羽毛布団の場合はどのようにしたらよいかが問題になりますが、基本的に家庭用の洗濯機ではまず洗うことはできません。

そうだとすれば、コインランドリーが役に立つのは間違いないところですが、そこからある事実がわかります。

各家庭で洗濯機が普及した現在にもかかわらず、コインランドリーが営業できているのは自宅で洗濯できないものが大型の洗濯機で洗えるからです。

このように考えると、コインランドリーは非常に重要な役割を果たしていることがわかるでしょう。

ただ、自宅で洗うことができないわけではありません。

ドラム式のある程度大きな洗濯機ならば、中に布団を入れることは十分可能です。

もちろんだからといって、二つも同時に入れることはできませんが少なくとも1枚は中に入れることが可能になります。

普通の布団は洗うことにより、表面が非常にきれいになるのできれいに乾くと洗ったかいがあるといえるでしょう。

ただ、羽毛布団の場合は通常の布団と異なり、洗うことで中の羽毛がだめになってしまう可能性があります。

洗剤を利用する場合には、どのようなものを作ったらよいか気になるところですが、合成洗剤だけを使ってはいけないとされています。

もちろんそれを使ったからといって布団が使えなくなるわけではありませんが、脂分を落としてしまう可能性があり羽毛の保湿成分を逃がすことになります。

つまり、冬場に利用すると、今までより非常に寒く感じるわけです。かといって、石鹸で洗うのは難しく現実的ではありません。

この場合には、洗剤を使うにしても布団洗い専用のものを利用する必要があるでしょう。

では、どのような頻度で洗ったらよいか問題になりますが、ひと月に一度ぐらいで十分です。

羽毛布団は敷き布団などと異なり水分を吸収しにくい働きがあります。

つまり、それだけ常に水分を放出しているため乾燥させる必要もありません。

柔軟剤を入れてもよいですが、入れなくてもそれほど問題はありません。

コインランドリーの場合は、別途乾燥機に入れてもよいです。

乾燥機の温度はあまり高すぎると布団を痛めてしまうため失敗してしまう可能性があります。